こよりが着エロアイドルになった理由:第一章
いつものとおりウイルスを撒こうとするこよりとそれを止めようとする小麦だったが、小麦はいつもとは違う方法でこよりを止めることを思いつく。「アイドルDVDに出演して大ヒットしたらもう邪魔をしない」という条件を出したのだ。そしてこよりもその条件を呑んで、意気揚々と撮影現場に向かう。しかし小麦が紹介したのは、アイドルDVDとは名ばかりの過激着エロDVDの撮影だった。事務所に来ていた困った依頼をこよりに体よく押し付けたのである。依頼元は、肝心なところを見せない、男が出てこないという以外はAVと変わらない過激な着エロDVDを出すことで有名であった。そうとは知らないこよりは、アイドルDVD撮影のつもりでこれまでに味わったことのない恥ずかしさと気持ちよさを味わうのであった。
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監督「は〜い、全員揃ったわね?じゃあ早速始めようかしら」
おそらく30歳に近いくらいの女性監督が出演者に声をかける。場所はごく普通のスタジオである。ここは販売会社の持ち物で、あまり大きくはないものの、撮影のために必要な機材や何やら怪しげな大道具、小道具まで十分に揃っている。そして撮影日である今日は、監督と出演者も揃っていた。
もっとも出演者8人の他には女性監督が一人いるだけだ。経費節減もかねて、スタッフも出演者にやってもらうということだった。
こよりを含めた8人の出演者は当然みんな女性で、同じような形のビキニを身につけているが、デザインや色は微妙に違っている。こよりも顔負けのスタイルの女性たちが色々なビキニを着て並んでいる光景はとても華やいだものだ。ちなみに監督もビキニ姿なのは、出演者の緊張を解くという意味らしい。8人の出演者のムッチリとした身体とは対照的に、しなやかなスレンダーボディが大人の女の美しさを醸し出していた。9人の魅力的な水着美女達。もっとも、こよりのビキニだけはちょっと異質だった。
こより「あ、あの〜、その前に、これはちょっと、小さすぎでございませんか?」
流石に初めての撮影現場は緊張するのか、珍しくこよりがおずおずと言った。こよりの着けているビキニは鮮やかな青色の、かなり小さいビキニだった。大事なところはしっかりと隠してはいるものの、ほんの少しズレれば見えてしまうような、超のつくマイクロビキニである。渡されたときはこんなものかと思ったが、他の出演者のビキニと比べてあまりに小さいので、撮影前に訊いてみたのだった。
監督「あらあ、その方が今日の主役こよりちゃんの魅力が引き立つわよ?しっかり肌にフィットするから安心して」
監督はなんでもないかのように応えた。確かにビキニは伸縮素材らしく、こよりの身体にピッタリとくっついていて、よほどのことがなくてはズレたりはしなさそうだった。
こより「そうですか、ではそれでかまいませんことよ。やはり主役のわたくしは目立たなくてはいけませんものね♪」
あっさりと納得する。それどころか主役と言われて上機嫌であった。実は事情をよく知らないこよりを特に恥ずかしく撮るためなのだが、業界の知識も元々の頭も無いこよりは、主役と言われて喜んで簡単に信じてしまう。
監督「じゃあ、あらためて始めるわね。撮影については、もう聞いてるわよね?」
今日の撮影は、アイドルのチーム対抗戦である。4人ずつに分かれてゲームを行う様子を撮影するのだ。そのゲームは簡単なものだがちょっとしたセクシー要素がある、とこよりは聞かされていたが、もちろん「ちょっとした」などということはなく、これから嫌と言うほどそれを味わうのである。
監督「それで最初のゲームなんだけど、くすぐり対抗戦。チームの一人が、相手チームにくすぐられてどこまでガマンできるか勝負する、っていうやつね。この羽根を使って、それからあそこに軽く繋がってもらうけど、いいわよね?」
指差した先には、両手両足を大の字に拘束するようなスタンドがあった。「え〜、私くすぐり苦手〜」「なんかエッチっぽーい」という出演者の声があがるが、それほど嫌がっていないのは分かる。
監督「ふふ、これくらいはやったことあるでしょ?そんなに大したことはないからさっさと済ませちゃいましょう。じゃあ、そうねえ、まずはルナちゃんをこよりちゃんたちがくすぐる、ってことにしましょうね。ルナちゃん、こよりちゃんは撮影始めてだから、リアクションの手本になるようにお願いね」
ルナ「え〜、私ですかあ?まあ、いいですけどお」
ルナと呼ばれた女の子は、そう言いいながらもすぐにスタンドの下に立ち、他のメンバーが両手両足を固定する。見た目はシンプルなスタンドだが、革製の拘束部とチェーンで出来ている、なかなか本格的なものだ。それをメンバーはスムーズに扱っていく。
こより(ふふん、みなさん流石になれていらっしゃるということですわね)
相変わらず何も気づかないこよりは感心して作業を見ていた。その間にこよりのチームは羽根を渡され、早速くすぐりにとりかかることになる。
監督「じゃあ準備OKね?こよりちゃん達はしっかりくすぐってあげてね。あとこよりちゃんは、リアクションのとり方をよく見ておいてね。はあい、じゃあ、スタート!」
ルナ「きゃ、きゃはははは!」
こよりのチームがくすぐり始める。4本の羽根でビキニの露出部分をコチョコチョとくすぐられて、ルナは身体をよじって逃げようとする。手足を拘束されてはあまり逃げられないが、身体を少しでもくねらせる動きは確かにセクシーだった。
こより(確かにこうやってモジモジして笑ってるのは可愛らいですわね。それにちょっとエッチですし、こういうのが殿方はお好きなんですのね?あら、こんなに笑って動いているのに、顔はカメラの方を向いていますわねえ。こういうところは流石ですわね)
言われたとおりにリアクションを見るこより。普通に感心しながら見ているが、だんだん本来の性格が出てきたのか、くすぐる方が楽しくなってきてしまった。
こより「ほ〜ほっほ、この辺とかくすぐったいのでございますかあ?あとこの辺も?」
ルナ「ちょ、ちょっと、だ、だめってっへっへ、そこ無理いぃ〜!」
自分の操る羽根で他人が笑い悶えるのが楽しくて仕方ないこよりは、数分後の自分の運命など知るよしもなく、ルナの身体を嬲り続けた。
ルナ「ギ、ギブアップ〜!」
たまらずルナが叫ぶ。
監督「あらあ、ルナちゃん、もっともってくれないと面白くないのに〜。」
ルナ「はあ、はあ、って、無理ですよお、こよりちゃんズルい〜。こういうのはもうちょっと手加減するものなのにい」
こより「あらあ、存じませんで申しわけありませんでしたわねえ♪」
自分の羽根さばきでルナをギブアップさせたこよりは、申し訳なさそうというより満足そうに言った。
監督「じゃあ、次はこよりちゃんの番ね。ルナ、さっきのお返しをしてあげなさい♪」
こより(うぐ、忘れてましたわ。今日はわたくしが主役なんですからそうですわよね…)
監督「あ、でもこよりちゃんはこういうのも初めてだし、さっきのルナちゃんがすぐに終わっちゃったから、手加減してあげてね」
ルナ「え〜、つまんなあい」
監督「つまんなくても撮影なんだか仕方ないの。こよりちゃん、すっごくソフトにするから安心してね」
調子にのってルナをくすぐり倒したことを後悔するこよりだったが、それを聞いてひとまずホッとする。ルナと同じように拘束されると、見方チームからの応援の声を聞きながら、来るべきくすぐりに身構えた。
監督「じゃあいきましょう。さっき言ったとおり、ソフトでね…(ふふふ、ソフトでやったらどうなっちゃうのかなあ、こよりちゃんは♪)」
ルナ「は〜い♪(分かってるわよお、監督。いい画がとれるように頑張るわあ)」
監督と、ルナのチームが目配せをしてニヤっとしたことにこよりは気付かなかった。
ルナ「さっきのお返ししたいけど、かる〜くにしてあげるう。ありがたく思いなさいよお」
そう言ってルナは、こよりの拘束されて無防備になっている右の二の腕にすうっと羽根を這わせる。
こより「っ!」
くすぐったさ、というよりもむず痒さのような刺激に、こよりの身体がびくっと震える。マイクロビキニに包まれた巨乳もプルっと揺れたのをカメラはしっかりと捉えていた。
こより(っく、でも、これくらいなら大丈夫ですわね…)
最初はくすぐったさもあったが、二、三度撫でられるうちにどうということもなくなっていって、こよりは余裕の笑みを浮かべ始めた。
こより「ふ、ふふん。この程度のこと、わたくしにはどうってことありませんわよ!」
強気に挑発する余裕も出てきた。
ルナ(ふふふ、我慢できると思ったのねえ。いいわあ、その生意気な態度♪でも、いつまでそうやってられるかなあ?)
ルナは、こよりの二の腕を、触れるか触れないかのタッチで、羽根をつつーと滑らせていく。
こより(ん、なんか、ちょっと、これ…)
すると、すぐにこよりに変化が現れた。くすぐったさを我慢している、という様子ではなくて、何か別の刺激に戸惑っているような感じだ。
こより(なんだかゾクゾクしてきましたわあ…)
それほど知られてもいないしこより自身も知らなかったけれど、二の腕はそこそこの性感帯である。そこをまさにフェザータッチで責められては、ムチムチしたこよりの健康的な若い身体はすぐに反応を始めてしまう。身体をもじもじさせ、顔は下を向き始めた。
監督「こよりちゃん、カメラ見ないとダメよお?それともまだくすぐりが強い?」
監督はしらじらしく訊く。こよりが性感を感じ始めているのは分かっていた。
こより「は、はい、大丈夫でございます!大丈夫ですわ!こ、これくら、い、…ん!」
言われてハッとしたこよりは顔をあげて、無理してでも余裕の笑顔を作りなおす。タカビーなこよりにとって、撮影のゲームであっても相手にいいようにされるというのは耐えられないのだ。
監督(いいわねえ、気が強くって。ふふ、そのお顔がだらしなく崩れちゃうところはしっかり撮らないとね)
ルナ「だんだんくすぐったくなってきたみたいねえ?ほら、ランもやってあげて。こよりちゃん二の腕のあたりが弱いみたいだから」
ルナと同じチームのランと呼ばれた女も、ルナの言葉に従ってニヤニヤと笑いながらこよりの左側につくと、ルナと同じように二の腕に羽根を這わせた。両方の二の腕をさわ〜、っと撫でられると、こよりの口から声が漏れ始めてしまう。
こより「ん、は、ああ…」
こより以外の出演者も監督も過激な撮影には慣れっこになっているから、こよりが既に女の悦びのせいで声を出しているのには気づいている。それなのに何も言わず、「くすぐりガマン」として撮影を続けているのだ。
ルナ「ふふふ、両腕やられちゃうと流石にキツイでしょ?もうギブアップかなあ?」
こより「ん、こ、これくらい全然平気ですわよ!もうおしまいですの?」
おかげでこよりはまんまと乗せられてしまい、必死で性感に耐える姿を撮られる続ける羽目になっていた。
ルナ「頑張るのねえ、じゃあ、あなたたちもコチョコチョしてあげなさい。足の方がいいかしらねえ、あ、でも強くしすぎちゃダメよ、すぐギブアップじゃつまらないから♪」
こより(こ、これで足までされちゃったら、わたくし…)
こより自身もこの感覚がくすぐったさではなく気持ちよさであるのはとっくに分かっているのだが、皆には気づかれていないと思いこんでいるうえに根っからのタカビーな性格が邪魔をして何も言いだすことができず、さらなる性感を想像して身震いをするしかなかった。そうこうしているうちにルナのチームの残り2人はそれぞれこよりの足の側に陣取ると、太ももとふくらはぎの間を、繊細なタッチで羽根でさわさわと刺激し始めた。
こより「!っく!はあ!」
二の腕もなかなかの性感体ではあったが、やはり足の方がずっと感じやすい。そこをフェザータッチで刺激されては、声を漏らすと言うよりも声をあげてしまうのも仕方なかった。
こより(ま、まずいですわあ!これ以上されてしまっては、大変なところまでいってしまう気が…)
こよりの脳内にギブアップの文字が浮かぶが、しかし同時に小麦の顔が浮かんだ。
こより(で、でも、ああん、わたくしはこのDVDを売らないくちゃいけないのですし、できるだけ頑張っておかないと…)
小麦との約束のせいで、ギブアップはやはりできないでいた。そんな葛藤をしている間に、こよりの身体ははっきりと悦びを表していた。声も表情も「女」になっているのは前からそうだけれど、身体全体がうっすらとピンク色になり、微妙に汗をかいている。それだけではない。よく見るとマイクロビキニにも変化があった。ブラジャーの中で硬くなりきった乳首がニップレスも構わずうっすらと形を作っているし、下にいたってはシミが出来始めている。こより自身はそれどころではないので気づけないけれど、他のメンバーはとっくに分かっている。
監督(もうすっかりできあがっちゃってるわねえ、あれは。ふふふ、トロトロのお顔になっちゃって♪)
ルナ(こういう刺激って、女はホント弱いのよねえ。もっともっとしてあげるわあ)
ルナたちは羽根の攻撃範囲をいくらか広げ始めた。二の腕だけでなく、手首から腕全体を撫でる。足の方は、足の付け根つまりビキニのラインもつつーっと刺激する。
こより「ああ、ちょ、だめ!ですわあ!」
声と共に、こよりの身体がビクビクと震えだす。特に足の付け根はかなりの性感体なので、そこまでも責められてしまうとかなり派手に反応をしてしまった。
こより「ちょ、これ、強すぎ、っああ!」
喘ぎながらも必死で手心を求めるが、この場にいる者たちはまさにこの反応が欲しいのだから、手加減などするわけがなかった。
ルナ「だめよお、まだまだ余裕はありそうだもの♪」
監督「どうしてもイヤならギブアップしてもいいけど、それだと折角のこよりちゃんの見せ場がちょっと少なくなっちゃうわねえ…」
監督がわざとらしく困った顔で言うが、小麦への意地と本来の高慢さに支えられているこよりには、十分であった。
こより「わ、わかりましたわ。まだまだですわ…。ど、どんどんきてごらんなさい!」
ゲーム続行を呑んでしまう。しかし言葉とは裏腹に、既にこよりの手足は羽根責めですっかり気持ち良くなっておりその気持ち良さが、上半身と下半身の大事なところへと伝播しつつあった。
こより(もう、もう、ああ、なんとかしてくださいませ〜…)
こより自身も、この気持ちよさを止めて欲しいのかそれとも最後までして欲しいのか分からなくなりつつあった。この撮影の異常な状況に乗せられてしまっているのだ。
ルナ(どうしようかしらねえ、このままジワジワ責めるだけ責めて次のゲームにいく予定だったんだけど、この子、最後までいっちゃっても気づかないんじゃないかしらねえ?)
ルナは監督に目配せをする。すると監督もルナの言いたいことをすぐに分かった。
監督(ちょっと予定と違っちゃうけど、このまま焦らしに焦らしてから最後まで気持ちよくさせちゃった方が面白わね。あくまでくすぐり、ってことで、最後までやっちゃいなさい!)
監督も目で合図を送る。この辺の疎通は手慣れたもので、ルナもニヤッと笑うと他の3人にも目配せした。
ルナ「こよりちゃん思ったより頑張るから、私たちにもハンディが必要だわ。みんな、羽根を両手に持ってコチョコチョ攻撃よお♪」
こより「そ、そんなあ、ズルいですわあ!」
ルナ「え〜、だって羽根は1人1つなんて決まってないものお♪」
ルナは悪びれもせずに言うと他の3人と共に両手に羽根を持って、再びこよりの身体に羽根責めを始めた。
こより「あ!ああん!やああ!」
ビクビクと身体を震わせ、8本の羽根の刺激に踊らされる。それもそのはずで、今までは手足にしか刺激を受けていなかったのに、新しく加わった4本が新たな場所を弄んでくるのだ。マイクロビキニで肝心なポイントだけを隠した豊満な乳房の付け根をくすぐられれば、それはバストへのはっきりとした愛撫となり今までと段違いの気持ちよさをこよりに与える。首筋をなでられるのもなんとも心地いいし、背中をつつーっと撫でられるのもこたえられない。
こより(ああん!たまりませんわあ!)
術中にはまったこよりは、このもどかしい快感の中で、プルプルと乳房を揺すりながらなんとか体裁を整えようとするので精いっぱいだった。
監督「こよりちゃん、顔はカメラの方を向けないとダメよ?」
こより「は、ん、は、はい〜…!」
慌ててカメラを見つめる。既にこよりの顔はトロトロになっていて、可愛らしくもだらしない表情になっていた。こよりも分かってはいるのだが、ここでギブアップにされてはならないという思いだけで、恥ずかしさをかみ殺してカメラに向き直るしかなかった。
こより(わ、わたくしは、ああ!アイドル、アイドルだからあ、こ、これくらいガマンして、くうう、気持ちいいですわあ!)
必死に自分に言い聞かせる。
監督(いいわあ、最高よこよりちゃん♪あの生意気なお顔がアヘアヘじゃなあい♪これは売れるわねえ)
そんな様子をしばらく監督たちは楽しんでいたが、そろそろ時間とばかりにルナたちの羽根さばきは最終攻撃段階へと移行していった。
こより「きゃああああ!だめえ、ダメですわあああ!」
こよりが悲鳴をあげたのも無理は無い。8本の羽根のうち3本が、今まで決して触らなかった女の急所をビキニ越しに捉えたからだ。
こより「だめえ、そんなとこはだめで、あああん!だめでございますうう!」
巨乳をゆっさゆっさと震わせながら上半身をよじり、ムッチリと形のいいヒップを振り回しながら下半身をくねらせる。今まで散々発情させられながら決して触られなかったその場所を刺激されるのは、あまりの快感であった。
ルナ「ふふふ、ここってすっごくくすぐったいでしょお?とどめよお♪」
ルナはあくまでくすぐりとして喋っているが、こよりも流石におかしいと気づく。だが拘束されていてはどうにもならないし、何よりここまでのガマンを無駄にしないためにも出来る限りギブアップはしたくなかった。まんまと監督たちの思惑にはまってしまったこよりは、最後まで恥を晒すしか無くなってしまったのであった。
こより(あ、あ、あふう!ち、乳首が、クリちゃんがあ!ダメになってしまいますうう!)
ビキニはかなり薄手のものであったし、羽根は柔らかいだけではなく適度な弾力があったために、ビキニ越でもこよりの急所へのコチョコチョとした刺激は十分な心地よさを与えていた。しかもその間に他の羽根は、背中や胸の付け根、足の付け根といった性感体を優しく意地悪に撫でるのだから、どうにもならなくなっていた。
こより(い、いい、気持いいい!ああん、い、イキますわああ!)
ソフトな刺激ではあったが、焦らされ続けたこよりが絶頂するために足りないわけでもない。こよりは羽根責めで昇天しようとしていた。
監督「こよりちゃん、どんなにくすぐったくても、カメラを見てないとだめよお?」
全てを察した監督がにやにやと笑いながら言う。同じことを何度も言われ続けていたこよりは、絶頂寸前の思考力では逆らうこともできず、まるで催眠術にでもかかったかのように、だらしない顔でカメラを見つめ続けていた。
こより(も、もうだめ!イク!)
こより「あ、あっふあ、あっはああん!」
頭が溶けてもそこは乙女の恥じらいでなんとか反応を抑え込もうとするが、しかし女の本能も強く、どうしても声をあげて身体を震わせながら絶頂を迎えてしまう。
監督(わ〜、いいわあ、最高よこよりちゃん!)
監督は嬉々としてカメラを回す。可愛らしいイキ顔はしっかり録画されていた。マイクロビキニに身を包むムチムチの美少女が8本の羽根で気持ち良くなってしまう姿は、女の監督にも十分にエロティックだった。監督がその光景を目に焼き付け反芻し楽しんでいる間に、こよりは絶頂からの回復のために呼吸を整えていたが、その間も続く羽根責めは、こよりが回復すると同時に第2の高みに押し上げようとしていた。
こより(はあ、はあ、はあ。ああ、やっと落ち着いてきたと思ったのにい、またあ!)
こより「んっくううう!」
あっさりと2回目の絶頂を迎えてしまう。羽根によるソフトな責めは決して爆発的なアクメをもたらすわけではないが、その分回復も早くできるので、何度もイケてしまうのだった。
こより「はあああ!ま、またあ!」
間隔も短く3度目のアクメを迎えてしまうが、この間もこよりはカメラに向き合ったままだった。
監督(素敵よこよりちゃん。もっともっとあなたのみっともない姿を映させて!)
撮影している監督も恍惚状態である。こうなると場の空気もすっかり淫らなものになってしまい、ルナ達もエッチな気分になって責め、こよりもだんだん快感を隠そうとしなくなっていた。
ルナ(可愛いわあこよりちゃん♪私たちがたくさん気持ち良くしてあげるからね♪)
こより(も、もうダメですわあ、なんか、もう…ああ、でも、気持ちいいのが止まりませんわああ!)
こより「ひいいい!ダメえええ!」
羽根責めによるソフトアクメを何度も何度も迎える。既にこよりは恥じらうだけの余裕さえなくなり、よがる姿をただ機械のようにカメラに見せつけ続けた。羽根責め連続ソフトアクメ地獄のせいでこよりの脳はすっかりスパークしてしましい、ただ絶頂を何度も繰り返すことしかできないでいた。その回数を数えるのが億劫になってきたころ、こよりはカメラを見つめる気力も無くなり、がっくりと頭を垂れて、無言のギブアップ宣言をした。
監督「あらあ、流石にもう降参みたいねえ。みんな、こよりちゃんを離してあげて。大丈夫かしら、こよりちゃん?」
こより「…はあ。はあ…。ああ…。は、はひい…」
目の焦点も合わず、呂律も回らなくなっているこよりがかろうじて答える。拘束を解かれると、汗とその他の液体でムレムレになったムッチリボディーはペタンと床に崩れ落ちた。
監督「最初から頑張りすぎちゃったのねえ。お疲れ様。少し休憩して、また頑張りましょう」
こよりを気遣う監督だが、その目には妖しい期待の光が輝いていた。
監督(羽根責めだけでこんなエッチな姿を見せてくれるなんて…。最高の逸材だわ)
へたりこんだこよりは気付くはずもなかったが、監督の頭の中はさらにみっともない姿を晒すこよりの妄想でいっぱいになっていた。