こよりが着エロアイドルになった理由:第二章
羽根責めで散々「くすぐられた」こよりの体力が回復するのを待って、2つ目の撮影に入ろうとしていた。既に移動はすんでいる。さっきのスタジオが入っているビルの一階にある屋内プールにこより達は来ていた。長さは20メートル程で横幅も4レース分くらいはある、そこそこの大きさのプールである。DVD制作会社にしては過ぎた持ち物だ。
こより「すごいですわねえ、プールまでついてるんでございますか?」
こよりが当然の疑問を口にする。
監督「すごいわけじゃないのよ。うちみたいにたくさんDVD出してると、かえってこの方がお金がかからないってだけなのよね。撮影場所が全部ビルの中にあれば時間も有効に使えるでしょ?」
こより「なるほど、わかりましたわ」
監督の答えにこよりは納得する。実際監督も嘘はついていない。しかし、一番大事なことは隠していた。スタジオはともかく、「撮影」の中身を知ったら貸してくれるプールは無いのだった。そしてこよりはその「撮影」にこれから挑んでいかなくてはらない。
監督「ま、そんなわけだから、思う存分に使っちゃいましょ(そう、思う存分にね…)」
こよりに向ける笑顔の裏で女監督はこよりの痴態に思いをはせていた。
こより「いいですわ、さっそく始めましょう。今度はしっかりクリアしてみせますわよ!」
体力も気力もすっかり回復したこよりは自信満々に言い放つ。撮影にいくらかおかしさは感じているけれど、そこはこより、既にそのおかしさも「こういうもの」と受け入れつつあった。今はそんな些細なおかしさに気を散らせている場合では無く、小麦との賭けに勝つために、そして目の前にある撮影をきっちりとやり遂げることに気力を集中していた。
監督(いいわ、最高よこよりちゃん。あれだけみっともない姿を晒したのにすぐ元気になっちゃって。その自信満々なお顔、すぐにみっともないトロトロ顔にしてあげるわ)
そんなこよりの強気な態度は、ドSの監督を喜ばせるだけなのだが、こよりはそんなことは知る由もなく、監督も当たり前だがそぶりにも見せない。
監督「あら、元気いっぱいね。じゃあ、ルールを説明しましょうか。今回はね、これを渡ってもらうのよ」
ごく普通に撮影ゲームの説明を始める。監督が指差したのは、プールの水面にぎりぎり着水しない位置に吊るされているビニールチューブだった。人が乗れるくらいに太いチューブは、うねうねとした形で緩やかな山と谷を作っており、プールの縦方向に端から端まで走っていた。
監督「どう?これにまたがって這いながら進んでもらうんだけど、これだけじゃ面白くないでしょ?それでね…」
監督が手で合図をすると、他の出演者たちは何やらバケツとを持ってプールの中に入ると、そのバケツの中に入っている液体をチューブにかけていった。7人の女の子によって、チューブはまんべんなく液体に浸された。
監督「ありがとう皆。ふふ、これでしっかりオイルが濡れたから、滑りやすくて簡単にはいかないわよ?」
確かにオイルでヌルヌルになったチューブはいかにも滑りやすそうだった。
監督「まだまだこんなもんじゃないわ。ほら、皆、例のものも…」
プールからあがった女の子達に監督が指示を出すと、彼女達は水鉄砲を用意しはじめた。水鉄砲と言ってもちゃちなオモチャではなくて、長銃の形をした、威力も命中精度もかなりある本格的なものだった。
監督「よし、これで準備は万端ね。じゃああらためて説明するけど、チームのうち1人にこのチューブを渡ってもらうんだけど、それだけじゃ絵にならないから、他のチームの子たちがこの水鉄砲でいじめちゃう、ってわけ♪」
ルールを聞いた限りでは割とありそうなゲームだった。さっきと違って羽根で身体をくすぐられるような刺激をされるわけではないし、こよりは少し安心したのか一層態度を強気にさせていく。
こより「なるほどお、よくわかりましたわ!今度もバッチリわたくしのプリティーな姿を撮影させてあげますから、監督は安心してくださいませ♪お〜っほっほっほっほ!」
それを聞いて監督や他の女の子達は、心の中でこよりのおバカ加減をあざわらいつつ、同時に感謝した。さきほどあれだけの恥を晒されたのだからこのゲームが普通であるわけなんてないことに気付きそうなものだけれど、こよりはそんなことには思いも至らないらしい。
監督「あら、こよりちゃんやる気十分ね。楽しみにしてるからしっかり頼むわよ♪」
こより「お〜っほっほっほ、まかせてくださいまし!」
監督(ふふ、本当に期待してるわよ。今度はどんなお顔を見せてくれるのかしら…)
監督の心のうちに気付かないこよりは上機嫌のままゲームがスタートした。まずは相手チームのルナが渡るのを、こより達が水鉄砲で妨害することになった。
ルナ「じゃあいくけどお、お手柔らかに頼むわよお」
プールサイドに立ったルナはチューブに全身で抱きつくように身体を預ける。チューブ全体がわずかにグニっとゆがむ。ヌルヌルのオイルのせいもあってすごくバランスがとれなさそうだ。
ルナ「きゃあ、これほんと滑るう…って!やあ!ちょっと!」
進もうと手足を動かそうとしたばかりのルナが悲鳴をあげた。
こより「ほ〜ら、どんどんいきますわよお?さっきは随分とくすぐってくださいましたからねえ、やっぷりとお礼をしてさしあげますわあ♪」
こよりが水鉄砲を連射しまくっていた。プールサイドに立ったこよりは横からルナの身体を強力な水圧で撃ちまくる。
ルナ「やん、こよりちゃん、ちょっとお!もっと優しくしてよお!」
こよりは以外のメンバーはこの撮影は全て出来レースと分かっているのだがルナが助けを求めているのは演技でもなんでもなかった。
ルナ「きゃあ、ちょっと、もお、無理い!」
ひときわ甲高い声で叫ぶと、彼女は水圧に押し込まれるようにプールの中にザブンと落ちてしまった。
こより「お〜っほっほっほっほ!もうおしまいですの?だらしがないですわねえ!?」
してやったりとばかりにこよりは水に落ちたルナを見下ろして高笑いをする。ルナも流石に多少はムカつく。
ルナ(あんだけみっともなくしてあげたのに、もう元に戻っちゃって。まあいいわあ、今度も思いっきり恥をかかせてあげるから覚悟しなさい…)
出来レースと分かっている中で、小さな復讐心が芽生えていた。
こより「さあ、負け犬にもう用はありませんことよ♪主役のわたくしがしっかり良い画を撮らせてさしあげますことよお、お〜っほっほっほ!」
ルナを突き落としたこよりは堂々とそのムチムチした身体を揺すりながらチューブの端へと歩き出した。
監督「あらあら、こよりちゃんったらまたルナちゃんの出番をすぐに無くしちゃって…。困った子ねえ。ま、でもやる気はあるみたいだから、代わりにルナちゃんの分まで頑張ってもらうわよ?」
こより「まかせてくださいませ!さあ、どっからでもかかっておいでなさい!」
すっかり強気を取り戻したこよりは、意気揚々とチューブにしがみついた。
ルナ「もう、よくもやってくれたわねえ、覚悟しなさいよお?」
ずぶぬれでプールからあがったルナは、チームの他のメンバーと一緒に水鉄砲を構えてプールサイドにスタンバイした。
ルナ(好き放題にやってくれちゃって…。でも早めにプールに落としてくれたのは感謝するわ。こよりちゃん、これからたっぷりと恥をかいてもらうわよお…)
こより「んしょ・・・、こ、これはすべりますわねえ…」
ルナ達の思惑なんて知りもしないこよりは、チューブにがっちりとつかまると、オイルに苦戦しながら尺取り虫のように少しずつ進んでいく。
こより「ん、しょ、って、きゃあ!」
チューブ渡りに集中していたこよりは、突如背中に突き刺さった刺激に声をあげてしまった。ルナの水鉄砲がさく裂したのだ。
こより「び、びっくりしましたわあ…」
正直な感想を漏らす。だが強気なこよりはその程度ではめげることはなかった。
こより「ふん!でも慣れたら全然平気ですことよ!どんどん撃ってごらんないさませ!」
マイクロビキニでチューブにしがみついている間抜けな恰好で、大見えを切る。そんなこよりに監督達は大喜びだ。
監督「いいわよ、その感じでお願いねこよりちゃん♪でも安心して。その水鉄砲、思ったより痛くないでしょ?こよりちゃん用に、少し改造してあるのよ。」
こより「改造、でございますか?」
監督「水鉄砲は同じなんだけど、中に詰めてるのがオイルなのよ。だからあたりが柔らかいでしょ?」
言われてみればさっきの刺激もそれほどでもなかったし、背中にはトゥルトゥルとした感触があった。
監督「まあその分滑りやすくなるかもしれないけど、それを一生懸命頑張ってるこよりちゃんが撮りたいから、我慢してね」
こより「全然かまいませんことよ!健気に頑張る美少女の姿をしっかりとカメラに収めてくださいまし!」
あくまで強気にゲームに挑むこよりは、水鉄砲ならぬオイル鉄砲の攻撃もへっちゃら、とばかりに裸同然のエロビキニ姿を更にトゥルトゥルにさせながらチューブを進んでいく。しかしすぐに自分の身体の変化にこよりは気がついた。
こより(ん?な、なんでございますの…。なんだか、身体が火照ってきましたわ…。)
最初は動いているせいかとも思ったのだが、そこまで激しい運動をしているわけでもないのにこの火照り具合はおかしい、とすぐに気がつく。それだけではない。
こより(ん!ああ、なんだか、水鉄砲で撃たれると、んあ、変な感じ…。ああん、お股がスレてるのがなんだか…。)
水鉄砲やチューブを渡る時の刺激が、こよりになんとも言えない感覚を起こしていることにも気がつく。そしてすぐに分かるのは、その感覚とは気持ちよさだった。
こより(ああん、なんですのお、す、すっごくエッチな気分になってしまいますわあ…!)
急激な身体の変化に戸惑うこよりだが、その原因がチューブに塗られ水鉄砲でかけられているオイルにあることに気づく頭は無かった。
こより「はあ、ん、んあ、はあ!」
そんなこよりには、顔を、と言うよりも体中を上気させて荒い息使いでチューブを尺取り虫のように進むしかなかった。
監督(ふふ、効いてきたみたいねえ。あのオイルは強力な媚薬配合の特製品だものね。あんなに全身に浴びたらそれは大変なことになっちゃうわねえ♪)
ルナ(さっきはすぐに落としてくれてホント助かったわあ。あのオイル3分も塗られてたらすっごく身体が敏感になっちゃうもの。前に撮影のとき使われたけど、流石にあれは恥ずかしかったわあ…。こよりちゃんにもあの恥ずかしさと気もよさはしっかり味わってもらわないとねえ♪)
全てを知っている監督とルナ達は、何食わぬ顔で撮影を続けた。
女監督「どうしたの、こよりちゃん?もう疲れてきちゃった?」
こより「ん、はあ、そ、そんなことはございませんこ、ことよ!ちょっと、あん!水鉄砲にビックリしただけですわ!」
こよりはなんとか言葉を返すが、既に彼女の体は制御を超えてしまっていた。
こより(だ、だめですわあ!もう、お股が擦れるだけでどうにかなっちゃいそうでございます!。これ以上は進めませんわあ…)
既に媚薬オイルが浸透しきったこよりの身体は、僅かな刺激も心地よい愛撫として受け入れてしまっている。チューブを進むためにしがみついているせいで股間を擦ることになるが、オイルまみれのチューブの上をヌルヌルと進んでいくだけで大事なところにたまらないほどの気持ち良さが生まれてしまう。
ルナ「あら、どうしたのこよりちゃん?止まってるなら集中砲火よお、そおれ♪」
仕方なく進むのを止めたこよりだが、ルナの掛け声とともに、彼女のチームのオイル鉄砲が一斉にこよりにふりかかる。
こより「ひゃあん、だ、だめですわあ、わ、わかりました、進みますのでおやめくださいませえ〜!」
こよりは絶叫をあげる。ルナ達のオイル鉄砲はこよりの背中や太もも、さらにバストといった敏感な部分を狙って発射されている。いっそ痛かったらよかったのだが、オイルの絶妙な圧力はその刺激を気持ち良いものにしてしまい、敏感な部分への発射にこよりは悶絶してしまう。必死でチューブを渡るこよりだが、今度は自ら股間を擦ることになってしまう。
こより(ほ、ほんとに助けてくださいませえ、誰か…。お、お豆がくにゅくにゅされちゃって、あ、あちらの方の入り口の方が擦られちゃって、も、もう、だめ…)
既にこよりは完全に発情している。体中がうっすらとピンク色に上気し乳首が限界まで固くしこっている。オイルまみれで分からないが、下のビキニはこより自身が大量に分泌した液だけでも完全にビッショリになるほどだった。それでもこよりはなんとか身体を前へ前へと進めていく。
監督(いいわよお、こよりちゃん、その我慢してるお顔最高だわ♪あはは、もう鼻水まで垂れちゃってるじゃない♪あれで気付かれてないって思っているのねえ、ほんとお馬鹿で可愛い♪ふふ、でもこれ以上いじめちゃうのもかわいそうだから、そろそろおしまいにしてあげるわね)
こよりの姿に既に満足した監督は、ルナたちに軽く目配せをする。彼女達もにやりとした笑みで返事をして、こよりの方をじっと窺う。
こより(ああ、もう、どうにかしてくださいませえ…)
こよりはもう自分が気持ちよさを止めて欲しいのか、このまま高みまで押しやってほしいのかさえ分からなくなっていた。それでもただゲームを遂行するしか無いこよりは、丁度真ん中辺りまで進めた。
こより(あ、あと半分…。)
上下にくねるチューブの「上り」の方をなんとか進みきって、こよりは残りのチューブの距離をぼんやりとした頭で考える。しかし、残りの半分をこよりが渡ることはなかった。
ルナ「くらいなさあい♪」
これまで攻撃を控えてきたルナが能天気に言うと、こよりの身体に2本のオイルの線が突き刺さった。ルナと共にランがこよりに向かって発射したのだ。そして狙いは、こよりが僅かに上半身を浮かしている隙を正確についたものだった。
こより「ひぐう!?…」
なんともはしたない、というか滑稽な叫び声をあげてしまう。しかしオイルがこよりの乳首に正確に直撃したのだから仕方がない。媚薬オイルで火照りチューブ擦りとオイル鉄砲で刺激され続けた身体が、それだけの刺激で軽いアクメへと追いやられてしまった。
こより「っく!くううう!」
チューブにしがみつきなんとか堪えようとは思うもの、発情しきった身体はあっさりとこよりを裏切る。声をかみ殺すこともできず、口を半開きにして涎を垂らしながら絶頂してしまった。
監督(いい表情よ、こよりちゃん♪でも、これだけじゃないのよねえ…)
こよりが乳首アクメでビクビクとチューブの上で震えていたが、突如彼女の身体が滑り落ちた。上りきったところでアクメして一瞬力が抜けたせいで、ついさっき上ってきた場所を滑り落ちることになってしまったのだ。
こより「!!!!!!」
腕と脚は絡めたままなので、オイル塗れの身体を擦りつけながらチューブを滑り落ちてしまう。当然、大事なところもしっかりと擦られてしまう。媚薬で敏感になり十分にできあがっているその部分にそんな刺激を受けたこよりは、今日最高の、というよりも人生最高の快楽に突き上げられることになった。
こより「ひいいいいい!イくうぅぅぅ!!!」
滑り出すのとほぼ同時に絶頂に達したこよりは、撮影中であることも忘れて大声でよがり声をあげた。滑っていたのはほんの数秒にも満たない時間だったが、こよりはその間中ずっと声をあげ、滑り切ってもまだ声を押し殺せなかった。
こより「んああああ…、イ、イくう、イくぅぅ…」
滑り終わって刺激が止まっても刺激の余韻でアクメの最中にあるこよりは、うわごとのように絶頂を叫びながらチューブにしがみついていた。媚薬による強力なアクメは彼女の理性を十分にふっとばした。もうこよりは自分の姿を誤魔化すこともできず、大口を開けて涎を垂らしままま鼻水も両方の鼻から垂れ流しにして、まさに「イッっちゃた目」でカメラのレンズを見つめていた。そんなこよりが意識を保っている時間はもう少なかった。ふ、っと脱力したこよりは、そのままプールの中へと落ちてしまう。
監督「はいカーット!すっごいいい画が撮れたわ!こよりちゃんありがとう♪ってもう気絶してるわねえ。ほら、ルナちゃん達早く引き上げてあげて」
監督が言うまでもなく、既にこよりはルナ達によってプールから引き上げられようとしていた。気を失った彼女は、次に競技で降りかかる恥辱を心配することもなく、つかの間の休息に浸っていた。