レスカ屈辱快楽責め
第11章:悶悩椅子・吊り電マ放置責め

 レスカが「射乳アクメ」を迎えたその翌日。昨日の狂乱から休み暇も与えられないまま、今日も3姉妹は双子の魔女のオモチャにされようとしていた。

ゴールド「ねえカフェオレ姫、どうだったかしら、昨日の射乳アクメは♪」

シルバー「ふふ、あんなに涎垂らしてイっちゃたんだもの、最高だったに決まってるじゃない♪」

 2人は、レスカの昨日の痴態を早速からかい始める。それに対して3姉妹は反論することができなかった。ミルクとココアは、泣き出しそうな顔でレスカの方をちらちらと見る。散々開発された乳房にとどめとばかりに淫らな魔法をかけれてあれだけの狂乱絶頂を迎えたレスカが、今までのようにいられるのか、心配でならないのだった。当のレスカは、妹達のそんな思いのこもった視線に気付きつつ、しかし彼女達の目を力強く見つめ返すことはできないでいた。人外の快楽を与えられたレスカ本人は、誰よりも思うところが強くあるのだ。

ゴールド「どうしたの、黙っちゃって?いつもみたいに睨み返してきなさいよ〜?」

 既に勝負は決まったことを分かっていながら、わざとらしい挑発をゴールドがする。あの射乳魔法を食らって壊れない女がいるわけがない。魔女はそう確信していたのだ。

シルバー「ふふふ、それは無理よお、あれを味わっちゃったらもう抵抗なんてできないわあ♪ほら、あの神官の女とか、面白かったじゃない?」

 それを聞いて、ゴールドは愉快そうに3姉妹に今の話を語り出した。

ゴールド「あれは傑作だったわよお♪ゴブーリキ様に逆らう神官の夫婦を捕まえたことがあったの。どんなことをされても屈しない、って言ってたわあ。まあ確かに結構頑張ってたんだけど、あの射乳魔法をかけてあげたら、すぐに夢中になっちゃったわあ♪」

シルバー「そうそう、一回味わわせてあげたら、もう忘れられなくなっちゃって♪2回目のときなんて、射乳させてあげるけど旦那をあたしたちが頂いちゃうわよ、って言ったのに、すぐにお願いしてきたわ♪」

ココア「な、なんてひどいこと〜…」

 心優しいココアは、話に聞いただけのその神官夫婦のことを思って涙ぐむ。昨日のレスカのイキっぷりは尋常なものではなかった。直接味わったわけではないが、人外の快楽なのはよく分かる。神官の女性も、耐えきることができなかったのだろう。自分の快楽と引き換えに、愛する夫を敵である魔女たちに差し出したことは、どれだけ辛かっただろうかと考え、ココアの心はひどく傷んだ。

ゴールド「あら、そんなに可哀そうなお話でもないのよお?女の方は『アナタごめんさい』って何度も叫びながら、思いっきり母乳を撒き散らしてたし、男の方も妻の前であたし達に逆レイプされてすごく興奮してたわあ♪」

シルバー「ほんと、ただの変態夫婦だったわよねえ♪その後は2人ともあたし達のペットになっちゃて、死ぬまで気持ちよく過ごしてたわ、めでたしめでたし♪」

 シルバーがパチパチと拍手しながら、楽しげに話を終えた。もちろんそんな話がめでたいわけはなく、むしろ同じ運命が3姉妹にも訪れるのではないかと考えると心底ぞっとする話だった。今はまず、射乳魔法を体験してしまったレスカが堕ちないか、それが一番の気がかりだった。

ゴールド「ふふ、それでカフェオレ姫、あなたも射乳アクメの素晴らしさをたっぷり味わったわけだけど、どうするのかしら?」

シルバー「あんなのはまだまだ小手調べよお♪もっと強力な魔法をかければ、30分くらい射乳しっぱなしにだってできるし♪」

レスカ「ああ…」

 シルバーの言葉を聞いて、レスカの口から深いため息のような声が漏れた。それは。昨日よりもはるかに長い人外の快感を与えられてしまうことに対する恐怖とも絶望ともとれたし、さらなる快感に対する期待ともとれた、不思議な溜息だった。

ゴールド「他にも気持ちいい魔法はたくさんあるのよ?試してない道具もいっぱいあるし♪」

 レスカの溜息の本意を知ってか知らずか、ゴールドはさらに追い打ちをかけていく。

シルバー「もう降参しちゃって、あたし達のペットになっちゃったらあ?そしたら変なゲームとかお仕置きとか言わないで、あなたが想像もできないような気持ちいことを毎日してあげるわよお♪」

レスカ「うう、はあ…」

 顔を紅潮させながらレスカは、今度も声を漏らす。しかしその声は、表情とも相まってさっきと異なり彼女の精神状態をかなりはっきりと表していた。

レスカ「はあ、はあ…」

 明らかにレスカは興奮している。顔だけではなく体全体が上気しているし、その声は苦しいというよりも色っぽいものだった。当然それは魔女にも分かるものだった。

ゴールド「あははは!いやあねえ、カフェオレ姫ったらそんなに興奮しちゃって!」

 待ちに待った楽しいイベントの日が訪れた子供のように、ゴールドは心底楽しそうに、勝ち誇った笑いを発した。ゴブーリキを封印した憎い3姉妹の長女がついに快楽に屈服したことを知って、1つ復讐が完成したことを知った心からの喜びようだった。これからレスカを徹底的に嬲ろう。レスカはそれを喜んで受け容れるだろう。その無様な様子を見るのは今から楽しみだった。抵抗するレスカのプライドを折る楽しみが無くなってしまうのは残念と言えば残念だが、それはココアやミルクで楽しめばよい。魔女は晴れ晴れとした笑顔をレスカに向ける。

シルバー「ほんとにねえ、カフェオレ姫、もう我慢できないんでしょお?想像しただけで大変なんでしょお?気持ちい事して欲しくて仕方ないのよねえ♪」

 答えは分かり切っているとばかりの口調で話しかける。そう確信しているのは魔女たちだけでは無い。ココアとミルクも同じだった。姉の様子を見れば、もう魔女たちの与える快楽に抵抗できなくなっているのはよく分かった。ほとんど諦め、それでもほんの少しの希望を持って、レスカが口を開くのを涙ぐんで待っているので。

レスカ「そうね…」

 とうとうレスカが、今日初めてはっきりとした言葉を口にした。その言葉は、ここにいた誰もが予期していたものであり、魔女たちが待ち望み、ミルクとココアが観念しつつもそれでも言ってほしくないと願っていた、快感への屈服の言葉だった。

レスカ「確かにそうだわ…。あたしの身体は、もうアンタ達に何されても我慢できなくなってるわね…」

 レスカは言葉を続ける。魔女たちは嬉々として、妹達はついに涙をこぼしながら絶望の中で、その言葉を聞いていた。

レスカ「ほんと、恥ずかしいわ…。今だってアンタ達の話を聞いて、嫌なはずなのに、身体が熱くて…。どうにかなっちゃいそうなくらい、もどかしいわ…」

 全てを諦めたかのように、淡々とした口調でレスカは敗北宣言を続けた。レスカも分かっていた。あの快楽を与えられてしまっては、もはや這い上がることは不可能なのだ。魔女の言うように「快楽のペット」として生き続けるしかないのだ。

ゴールド「あはははははは!とうとう降参しちゃったわねえ、カフェオレ姫!いいわよお、その悔しそうな感じ♪でももうダメよね、気持ちい事して欲しくて仕方ないんでしょお!♪いいわよお、これからたっぷりとしてあげるわあ♪」

 100%確信していた自分達の「勝利」であったが、レスカがそれをはっきりと口にしたことは、やはり魔女たちにとって堪らない喜びであった。

シルバー「ふふふ、でも偉いわねえ、ちゃあんと自分で言えたじゃない♪いいわよお、安心しなさい、今日から好きなだけ可愛がってあげるからねえ。ふふ、じゃあ、まず何をして欲しいの?」

 屈服したレスカへの最初の責めは、自らに選ばせよう。残忍な魔女の考えそうなことだった。

レスカ「別に何でも…」

 レスカはさっきまでと同じ淡々とした調子で応えた。

ゴールド「あらあら、恥ずかしがってるのかしらあ?でもダメよお、ちゃんと自分でお願いしないと、何もしてあげないから♪」

 くすくすと笑いながらゴールドが言う。どうやらまだレスカにはいくらかの羞恥心が残っているようだが、それさえも許さないのが魔女だ。自分でおねだりをさせて、完全屈服させよう。それでこそ復讐の完成だ。そう考えてレスカの次の返事を待つ。しかし、レスカが口にしたのは、魔女たちが予想だにしないものだった。

レスカ「そう。なら、それでいいわよ」

 てっきり恥ずかしがりながらおねだりをしてくるとばかりに思っていた魔女は、流石にこれには虚をつかれたようだ。珍しく、あっけにとられたような顔をしてレスカの方を見つめていた。

レスカ「聞こえなかった?何もしないなら、それでいいって言ってんのよ」

 淡々とした口調だが、さっきまでよりいくらか力のある言葉だった。レスカはまだ快楽に完全に屈服したわけでは無いのだろうか。それを聞いて、泣きながらうつむいていたココア達も、ほんの少し力のある目に戻り顔を上げる。妹達が期待をし、魔女たちは戸惑う中で、レスカが真意を語る。

レスカ「正直、昨日のはヤバすぎたわ…。あんなことまたされたら、ほんと悔しんだけど、絶対におかしくなっちゃうわ。今だって、アンタ達の話を聞いてて、嫌だと思ってるはずなのに、身体がすごく熱くなってて…。だめだね、身体が期待してるのね…」

 「悔しい」という言葉の割にレスカの表情はそれほど悔しそうなものではなく、むしろ自分の状態を諦め受け容れたような表情であった。しかし全てに屈したわけではなく、最後の意志だけは残してた。つまりそれは、何があろうと自分から快楽を求めることはしないという決意だった。

ゴールド「あら〜…」

 これには流石の魔女たちも想定外だったらしい。彼女達の予定としては、完全に快楽の虜となったレスカを弄びつつ、その姿を見せつけながら妹達をいたぶっていくつもりだった。しかしレスカは、快楽に身体が勝てないことを認めながらも、そうかといって自分から快楽をねだることはしないと宣言したのだ。抵抗することもしないが、おねだりすることもしない、言ってみれば開き直ってしまったわけで、これは魔女たちにとっては一番面白くない状態だった。

ゴールド「う〜ん、それじゃあ面白くないのよね〜…」

 珍しく困ったような顔を見せる。それを見て三姉妹は、自分達はやられっぱなしというわけではないことを確信し、いくらか元気づいた。しかし、そこは冷酷で残忍な魔女、次の手をすぐに考え付いたようだ。

シルバー「ふふ、それなら、そうね、ここにいる人達だけじゃなくて、もっとたくさんの人に見てもらうっていうのはどお?」

ゴールド「あら、それは面白いわねえ♪ふふ、ねえカフェオレ姫、それで構わないかしら?」

 少しばかり攻勢になっていたと思っていた三姉妹だったが一気に血の気が引く。いくら無様な姿を晒しても、所詮は敵である魔女しか見ていない。魔女たちに対して開き直ってしまえば、どうということもない。しかしその姿を大勢の人間に見られてしまうとなれば全く話が違う。無関係な人間達に淫らな姿を晒してしまう未知の恥ずかしさと、そんな姿を世界に晒しては生きていけないという恐怖感で、三姉妹はすっかり委縮してしまった。

ゴールド「あら、嫌なのかしら?ふふ、じゃあ一晩考えてもらえる?それで嫌なら諦めるわ♪」

 しかし魔女は予想外に、三姉妹の意向を聞いて判断するらしい。もっとも、ただ普通に「一晩考えてもらう」わけがなく、既に三姉妹は淫らなゲームに引き込まれてしまっていた。



レスカ「はあ、んっ、っくう…!」

ココア「ああ〜ん〜…」

ミルク「いやあ…!」

 ヴィイーン…。ヴヴヴヴ…。

 ほどなくして「一晩考える」準備が整えられると、そこには三姉妹の羞恥と快楽の喘ぎ声、そして妖しげなモーター音が響いていた。

ゴールド「今日はその安楽椅子でよく休んで、じっくり考えてね〜♪」

シルバー「とっても座り心地がよくてリラックスできるでしょお〜?」

ゴールド「ふふ、3人ともとっても気にいってくれたみたいねえ♪すっごく気持ちよさそおだもの♪」

 3姉妹は、安楽椅子、ロッキングチェアに乗せられ拘束されていた。もちろんただのロッキングチェアであるわけはない。極少の面積と薄さしか持たないマイクロビキニ越に、イヤラシイ刺激を送り込んでくる仕掛けが施されていた。

レスカ「ンンああぁ…!」

 天井から電マが吊るされていて、それは股間にあたるようにセットされている。同じように吊るされた2つのローターは、両乳首を責めるように配置されている。

ココア「はあ〜ん〜…」

 何よりもイヤラシイのは、「弱」に設定された電マもローターも、三姉妹の身体に触れるか触れないか、絶妙な位置に調整されている。もどかしく微妙な快感を連続して送り込まれてしまう。なんとかもう少し快感を強めようと、身体をよじれば、今度はロッキングチェアを揺らしてしまい、振動器具を弾いてしまい、刺激を中断する結果にしかならない。

ミルク「ああ、もう…」

 おまけに、ご丁寧にもアイマスクで視界がふさがれている。よく休めるように、と魔女たちは言っていたが、もちろん責めをより効果的にするためでしかない。視界が奪われてしまえばどうしても音に敏感に反応する。電動機具の淫らな振動音、そして姉妹の喘ぎ声で、一層性感が高められてしまう。

レスカ「っく!はっあ!」

 ギシ、ギシ…。一際大きな声を上げると、レスカはゆらゆらと椅子を揺らす。じわじわとしか与えられない振動快感のもどかしさに、身体の方が音を上げ、なんとか強い快感を得ようと身体を浮かせたが、虚しくロッキングチェアを揺らし、かえって振動器具と快感を遠ざけることになってしまった。

レスカ「くうぅぅ…」

 快感を得ようと身体をよじる自分の浅ましさと、快感が中断されたもどかしさに、うめき声をあげる。

ゴールド「ふふふ、本当に気持ちよさそうねえ♪でも、もっと気持ちよくなりたいんじゃないかしらあ?」

 必死でもどかしさと闘う三姉妹に悪魔の声がささやく。

レスカ「ふ、ふざけんじゃないわよ!」

ココア「そうですわ〜。あん、い、いりません〜」

 もっと気持ちよくなることを要求すれば、引き換えにされるのはレスカの公開羞恥責めであることは分かり切っている。この生殺し性感責めがどれほどきつかろうと、それだけは避けなくてはならない。これは三姉妹の総意だった。
 しかし総意とは言っても、少しずつ、身体が言うことを聞いてくれなくなりつつあるのもまた事実であった。

ミルク「あはあ、ああーん、やあー…」

 ミルクの声は、泣き出しているかのような切ない喘ぎ声であり、魔女の言葉に反論する余裕も無かった。

シルバー「あら、でもミルク姫はそうでもなさそうだけど?」

レスカ「くっ…!」

 余裕しゃくしゃくで楽しそうに言う魔女に、レスカは悔しげに声を漏らす。確かに声を聞いているだけでも、ミルクは相当に限界が近いのが分かる。しかしこうなってしまったのも考えてみれば仕方のない話で、ミルクは三姉妹の中では最も性的な経験値が低い。それがこの宮殿で淫らなことを教え込まれ、急速に快感を覚えさせられてしまったのだ。おまけに、ミルクはここしばらくレスカやココアに比べて快楽責めを受けた回数がずっと少ない。そのため快楽耐性があまり出来ていないところにこんな責めをされてしまえば、若い健康的な身体の正直な欲求に耐えることは難しいのだ。そこのところは、レスカもココアも十分に分かっていた。

レスカ「お、おねがい、あ、ミルクと、あと、ココアにも手を出さないで!ん、あ、あたしがされるのはいいから!」

 どんなに身体が堕とされても姉としての心は全く健在なレスカは、ミルクと、ココアまでもを気遣って、責めを一人で負う覚悟を口にした。

ゴールド「あらあら、なんてすばらしいお姉さまなのかしら♪でも安心して。最初から、あなたたち全員が『イカせて』って言うまでは、カフェオレ姫に公開アクメはさせるつもりはないから♪」

シルバー「そうよお、だからミルク姫とココア姫は、安心してイッちゃえばいいのよ♪あとはお姉さまが一人で踏ん張るわ♪」

 そんな覚悟も魔女たちにかかれば一蹴されてしまう。魔女の言うことは、一見すると温情がありそうに見えるが、実に残酷な条件だった。全員が同意しなければレスカを公開で責めることはしない。つまり、一人一人の責任が重くなるのだ。率先して気楽に快感を要求することは誰にもできない。

ミルク「だ、大丈夫!私、あっはあ!がんばるから!」

 魔女の狙い通りに、崩れつつあったミルクが空元気を振りまいた。そうこうしている間にも、三人への振動快感責めは続く。ヴィイイーン…。股間、主に、一番敏感な豆を、ギリギリの距離感で電マが嬲り続ける。

レスカ「ああああ…!」

 やはり一番開発を受けているレスカは、一際大きな快感を感じてしまい、大きな声を出す。しかしほんの少し身体を揺らしただけで、コード一本で釣られている電マはユラユラと揺れ、安楽椅子も動き、肝心なポイントから微妙にズレテしまう。

レスカ「くうううう!」

レスカ(き、気持いい!ああん、オッパイもじんじんくるわ!あ!やあ!ああ、ま、またズレちゃう…。だめ、こ、こんなの、頭がおかしくなっちゃう!)

 もちろん事情は残りの2人も同じだ。

ミルク(ごめんお姉さま!わ、私、これ、ああ!す、すごくいい!だ、ダメかも!)

ココア(あああん…。や、やっぱり、あ!こ、この振動には、勝てませんわ〜…)

 もどかしい快楽と必死で戦い続けている。さっきの魔女の言葉を聞いて、誰ひとりギブアップをすることができない。

 ヴイイイ…。ヴヴヴヴ…。ギシ、ギシ…。

 振動音と椅子のきしむ音、そして三姉妹の切ない喘ぎ声だけが響く。視界をふさがれた三姉妹は、その淫らな音と声だけを聞かされ続け、焦らし責めと相まって頭がどうかしそうだった。

ゴールド「ねえ、遠慮しないで、もっと気持ちよくなってみたら〜?」

シルバー「一晩我慢したら、こわれちゃうかもしれないわよ?あと7時間ちょっと、我慢できるのかしらね、クスクス♪」

 7時間。確かに三姉妹が発狂するには十分な時間だろう。それでも屈服するわけにはいかない。公開責めをされてしまっては、レスカがいる場所が世界に無くなってしまう。

 だが、それでも、一人の身体は限界に達しようとしていた。

ミルク「あああああ!も、もうだめえ!!!」

 泣きながら叫ぶミルク。彼女の未熟な快楽耐性では、耐えきることができなかったのだ。

ミルク「お、おねえさまあ!ご、ごめん!もう我慢できない!!」

 泣きながら詫びるミルク。その言葉を聞いたレスカは、決してミルクを恨むことなく、優しく言う。

レスカ「い、いいのよ、ミルク。あ、あたしのことは心配、はあ!しないで、大丈夫、無理よね、こんなの。だからいいの」

 自分ももどかしい快感に必死で耐えながら、ミルクに心配をかけさせないように言う。

ゴールド「あはは!ミルク姫は意外とエッチねえ♪さんざん調教されちゃったカフェオレ姫も、むっつりスケベのココア姫もまだ頑張ってるのに〜♪」

ミルク「うう…」

レスカ「いいの、いいのよ…」

シルバー「美しい姉妹愛ねえ♪じゃあミルク姫、イカせてあげるけど、分かってるわよね、カフェオレ姫は、皆の前でエッチなことされちゃうのよ、いいのね?」

ミルク「そ、それは…」

レスカ「いいのよミルク。あたしの、っあ!ことは、き、気にしないで!」

シルバー「ちゃあんと言いなさい!『お姉さまを、みんなの前でド変態調教してください』って♪」

ミルク「ひ、酷い…」

ゴールド「じゃあ、朝までこのままがいいのかしら♪」

レスカ「ミルク!もういいの!こ、こんなの、無理しないで!大丈夫!」

ココア「あ、あとは私達が頑張りますわあ」

 ミルクの状態を痛いほど分かっている姉2人は、彼女が罪悪感を感じないように言葉をかけ続ける、それでもミルクの罪悪感が減ることは無かったが、しかし肉体の限界が先にきてしまった。

ミルク「ああああああ!!!」

 一際大きな声で叫ぶ。

ミルク「ご、ごめんなさあい!もう我慢できないい!!」

ミルク「イ、イカせてえ!!ああ、ごめんなさい!!お、お姉さまを、お姉さまを!!!」

 そこまで言って少し呼吸を溜める。最後の躊躇だ。だがそれも一瞬でしか無かった。

ミルク「みんなの、前で、ど、ド変態調教してええええ!!!」

 ついに姉を地獄に突き落とす懇願をしてしまう。

ゴールド「あははははは!とんでもない妹さんねえ!」

シルバー「ほんとほんと!こ〜んなひどい妹さんには、思いっきり無様な恰好をしてもらわないとねえ!」

ミルク「も、もういいから!は、早くう!!」

ゴールド「あらあら、もうこわれちゃう寸前みたいね。それじゃあ…」

 ゴールドがリモコンを操作すると、すぐにミルクを取り巻く状況に変化が生じた。

ミルク「あ、ああ、あああ!!!いい!きも、気持い、気持ちいいい!!!!」

 同時に、ミルクの歓喜の声がこだまする。相変わらず安楽椅子でユラユラと揺れているが、電マとローターはコードが伸び、天井から現れたマジックハンドによって、自動追尾するようにミルクの急所にしっかりと宛がわれているのだ。

 ヴイイイイイ!!!!ヴヴヴヴヴ!!!!

 おまけに振動も「最強」に変えられており、今までと段違いの刺激になっていた。散々焦らされたミルクがこんな刺激を食らってはひとたまりも無い。加えて言えば視覚を奪われているため、一層快感を敏感に身体が感じているのだ。

ミルク「ああん!もうイク!イク!イク!」

 絶頂が近いことを叫ぶミルク。

ゴールド「いいのよお♪思いっきりいっちゃいなさい!」

シルバー「そうよお、お姉さまのド変態調教と引き換えに、ド派手に気持ち良くなりなさ〜い」

ミルク「ああああ!ごめんねええ!お姉さま、ご、ごめんねええ!!」

レスカ「いいの、いいの…」

 しかしその許しの声はミルクには聞こえていないようだ。

ミルク「い、い、イックううう!!!!」

 ギシ!ギシ!安楽椅子を限界にまで激しく揺らしながら、ミルクは振動器具による大絶頂を迎える。

ミルク「あああぁ!ああ!ああぁあ、ああ!」

 久しぶりの昇天。ためにためた大絶頂。ミルクはその強烈な快感を貪り、咆哮の限りをあげる。

ミルク「はあ、はあ、はあ…。ああ…」

 ようやく快楽の波がおさまる。快感の余韻に浸りながらも、レスカに対する申し訳なさが浮かんでくる。

ミルク「ううう、ごめんね…、うう…」

 自分の情けなさに、泣きながら謝る。

レスカ「いいのよ、いいのよ…」

 レスカは自分ももどかしい快感に身を焼きながら、ミルクを気遣う。

ミルク「うう…ごめんね…」

 しかしそんなミルクの謝罪の言葉も、もう一人のレスカの妹の声でかき消されてしまった。

ココア「いやああ〜ん、わ、わたしもお、もお、もお無理ですわあ!」

 今度はココアが咆哮を上げる。むっつりスケベのココアはここまでなんとか頑張ってきたが、ただでさえ肉体が我慢できなくなっているところに、ミルクの快感の声を聞いてしまい自分の欲情が一気に高まり制御できなくなってしまったようだ。

レスカ「ああ、ココア…」

ココア「ごめんなさあい、わたしも、い、イってもよろしいでしょうかあ!?」

 ミルクに次ぐココアの崩壊は、レスカにとっても流石に多少はこたえるものであったが、しかしレスカ自身がこの快感に逆らえないことは分かっており、ココアの状態を痛いほど分かっていたため、その懇願をはねつけることはできなかった。

レスカ「ああ、ん、大丈夫よ、安心してココア…」

ゴールド「ふふ、じゃあココア姫、ちゃあんとお願いするのよ〜♪」

ココア「うう…」

 いくらレスカの許可をもらったところで、姉を地獄に突き落とす台詞を吐いて魔女に快楽を懇願するのはひどく心を痛めるが、しかし一度火がついた身体には勝てなかった。

ココア「お、お願いでございますう!お姉さまを、ど、ど、ド変態調教してさしあげてくださいませえ!」

 ヴヴヴヴ!!!!ココアの屈服の言葉と同時に、用意していたかのように振動器具はフルパワーでココアの急所を的確に捉える。

ココア「あああ!い、いいですわああ!!!」

ココア「ひっぐ、い、イっくうう!!!」

ココア「ああああ!!!!」

 あっと言う間にココアも快感の波に飲み込まれていった。

ココア「はあ、はあ、はあ、はああん…」

ココア「ああ、な、あんんてことを…」

 快感の波が引くと、ココアは深い悔恨の中に沈んだ。

ゴールド「ふふふ、あれだけ気持ちよくなっておいて今更しおらくしても仕方ないわよお♪」

シルバー「それに、もう当のカフェオレ姫がダメそうだもの、気にしなくていいんじゃないかしらあ?」

 確かに、レスカも限界が近づきつつあった。

レスカ(こいつら!で、でも、もう、ああ…)

 妹達よりも長い時間を耐えてきたレスカは、すっかり身体が発情しきっていた。ギリギリの距離で微細な刺激しか与えられず、なんとか歯を食いしばって快感を耐えようとするが、強くも弱くもならない生殺し責め状態は全く進展することはなく、どうにもならない状態に追い込まれていた。

レスカ(あああ!く、クリに、思いっきりブルブルして欲しい!オッパイも、もっとお!!)

 暗闇の中、劣情に押し流されつつある。

レスカ(ひい!み、ミルクもココアも、すっごい気持ちよそうだった…。ああ、でも、でも…)

 わずかな踏ん切りが、公開調教への恐れによってできない。

レスカ(ひ、人前で恥ずかしいことを…。だめ、だめえ!!!!)

 しかし、今度は別の妖しい妄想が浮かんできてしまう。

レスカ(でも、でも、人前で見られながらされたら…)

 嫌悪と恐怖の対象でしかなった公開調教を想像して、逆に淫靡な気持ちをかきたてられてしまう。さんざんに調教され開発された身体を、長時間生殺しにされた虚しい結果だった。

レスカ(ああ!も、もうだめえ!イキたい!人前でイカされたりするのもいいかも…)

 既にレスカの脳は錯乱寸前であった。そしてついに、禁断の懇願をしてしまう。

レスカ「わ、わかったわ!わかりましたあ!!!」

レスカ「もう我慢できなあい!!わ、わたしを、ド変態公開調教してください!!!みんなの前で、あひ、お、思いっきりイカせてえええ!!!」

 ついに最後の砦が陥落する。

ゴールド「あはははは!ついにカフェオレ姫もおねだりしたわよお!」

シルバー「2時間34分、意外ともったわねえ♪ふふ、じゃあ、カフェオレ姫、お望み通りに」

ゴールド「みんなの前でイカせてあ・げ・る♪」

 そう言うと同時に、レスカを責める器具はその全てが停止した。

レスカ「あ、え…」

 急に快楽を中断されたレスカは、困惑の声をあげる。

ゴールド「ふふふ、このままイカせてもいいけど、それじゃもったいないもの♪ガマンにガマンを重ねたカフェオレ姫は、みんなが見てる前で、ド派手ド変態アクメを何発もキメさせてあげるから♪」

 恐ろしい計画が語られる。

レスカ「そ、そんなあ…」

シルバー「ふふふ、すぐにしてあげるから、安心しなさい♪どうなっちゃうか、楽しみだわ♪」

レスカ「ああ…」

 魔女の言葉の通り、快感に屈したレスカには、このあとすぐに恥辱と快楽の生き地獄とイキ地獄が訪れるのである。


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